「もうやめにしよう」がもっと広がればいいと思う。
どうも、taku-marineです。
Googleでネットサーフィンをしていたらこんなニュースを発見。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1802/05/news074.html
兵庫県のスーパーのチラシにはデカデカと 「もうやめにしよう」
ことの発端は、去年の節分の日の恵方巻きの大量放棄。
とにかく、売上!売上!金!金!
その結果大量に売れ残りが出て来て、それを廃棄し結局廃棄した分は金のみならず、資源の無駄にもなりましたとさ。
なんとも、バカらしいはなし。
この流れからの反省を元に、このスーパーは入荷を抑えた。
すると、若干数の廃棄はでたものの8店舗中5店舗で完売したらしい。
個人的に思ったのは、資源や金の無駄も大幅に抑えたのももちろんながら、このことによって無駄な労力も抑えられたんじゃないかなとも思う。
何しろ、恵方巻きを無駄に大量に作ればそれだけ職人の労力が無駄に増える。
仕入れや在庫管理も、運搬する人、管理する人もそれだけ無駄に労力を使う。
そして、売れ残りを廃棄するのも、捨てるという無駄な労力を使わされ、更にその廃棄した分の労力に加えかけたコストも無駄になる。
よく世界的な視点での日本の労働現場は、労働時間が長く作業効率が悪すぎると言われてると聞くけど、この今までのやりすぎた利益追求もその原因の1つでもある気がする。
ここ数年、日本のサービス業は年末年始も稼ぎどきだ!と本来ならゆっくり家族で過ごす為の時期に従業員をこき使うやり方を改めなおして、三ヶ日は休業するというところも増えてきた。
飲食チェーン業界も24時間営業を取りやめるところも出てきて、日本の労働環境も少しづつ変わり始めの兆しがみえてきてると話題になってる。
この流れは個人的にも賛同するところだけど、今回の資源を無駄にしないという考えも当たり前になってくれば、更に労働環境も良くなり今話題の「働き方改革」にも繋がるのではないかな?
いずれにしろ、食用の資源の節約はもちろん、労働力もある意味、人的資源 でもあるのだし。